蹴上から大文字山を経て比叡平へ

大文字山へはいくつもの登り口がある。最も知られているのは銀閣寺からの道で訪れる人も多い。これは先日登った。3年前に行った山科からの道もポピュラーだ。今回は蹴上の日向大神宮から登る道へ行ってみよう。

 

地下鉄蹴上駅から三条通を東へ少し歩くと日向大神宮の参道に出くわす
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鳥居をくぐり細い参道を登っていく

 

境内に入り本殿の左横に天岩戸の案内がありそちらへ行く
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天岩戸というトンネルになった岩があり、それを過ぎると山道になる。

 

木の根が張った道
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比較的緩やかな上り坂で歩きやすい道だがこのような所もある。

 

七福思案処
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七方へ道が伸びていて南禅寺や日ノ岡からの道との合流点である。大文字へは赤い垂れ幕のある道へ行く。ここから勾配がきつくなり正念場だ。このあともいくつも合流や分かれ道があるが道標が立っているので迷うことはない。

 

登山道からの景色
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山腹を巻いて歩いている状況となり場所によって京都市街が見えたり山科盆地が見えたりする。上が平安神宮を中心に広がる京都市街、下は山科の町並み。大文字の火床からの眺めも素晴らしいがここからの見通しも引けをとらない。

 

9合目付近にある交差点
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鹿ケ谷から池の谷地蔵へ行く道と交差。直進して3人のハイカーが歩いている道へ行けば大文字山頂までもうすぐである。だが今回は山頂へは寄らず左へ曲がって池ノ谷地蔵のほうへ向かう。

 

変形四辻
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先日歩いた大文字から三井寺への道と交差する。交差といっても完全な四辻ではなく一旦合流してしばらくしてから別れる形になっている。道標に従い薬草園、地蔵のあるほうへ行く。

 

道を進むと
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未舗装ながら自動車も入れるような少し広い均された道になりやや単調な道程である。途中麓から?の道と合流するがさらに直進すればよい。やがて薬草園を下に見て人家が目に入ってくる。

 

池ノ谷地蔵
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数軒の人家とともにお地蔵様のお堂がある。普段は人気がないが毎月第3日曜日に例祭があり参拝者が多く訪れる。ここから木立を抜けると10分ほどで比叡平の住宅街へ入る。比叡平始発の三條京阪行きバスが1時間1本程度出ているので帰路はそれを利用すればよい。

 

2013.5.19探訪