京都 松尾山

京都の松尾山といってもあまりピンと来る人はいないかもしれないが嵐山の南手にある標高276mの小さな山である。登ろうと思えばいつでも登れそうな場所だがそれが返って登る人が限られるような山である。

登り口（12時15分）

阪急嵐山駅からほど近いところにある登り口。標識はあるがあまり目立たない細い道へ入っていく。頂上を目指すのだが苔寺で知られる西芳寺への抜け道にもなっている。すぐにけっこうきつい上り坂になる。

四辻

上り口から15分ほどで道が四方へ伸びているポイントにつく。西芳寺へと向かうにはそのまままっすぐ進めばいいのだが、頂上へ寄るならば西方向へ伸びる道を取る。頂上を巡ってこの場所へ戻ってくる回遊路になっているので二手に分かれているどちらへ進んでもよい。

頂上

左回りの道を取ると5分ほどで頂上につく。大きく視界が広がるわけではないが比叡山をはじめとした北山連山が見渡せる。三等三角点もある。ベンチがあるので眺望を楽しみながら弁当にする。13時ごろ出発。

西芳寺へ向かう

回遊道から本道へ戻り先へ進む。頂上を過ぎたので下り坂ばかりかと思えばさにあらず。上りもまだある。結構本格的な山道である。

見晴らし台

途中視界が開ける場所がある。頂上とはまた違った角度から京都市内が見渡せ京都タワーの先に東山の山々が見える。

踏破

木立、シダ道、竹藪などを通って舗装道へ出る。ハイキングコースはここまで。1時間半コース。すぐ先に西芳寺がある（拝観するには事前予約が必要）。門前に京都バスの停留所があり１時間に3本程度三条京阪・京都駅方面へ走っているが、ここからさらに15分ほど歩くと阪急上桂駅がある。

2016.4．24訪問