JR城端線

五箇山からタクシーで城端線の終端、城端駅へ出た。

 

城端
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ここも南砺市である。善徳寺というお寺の門前町であるが駅からは少し離れていて寄っていく時間はなかった。有人駅だがJR直営ではなく地元の観光協会に委託している。しかし昼下がりの駅前にしてはひっそりしている。所在無く列車の到着を待つ。

 

高岡行き上り列車
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13:50に到着した下り列車は14:03発上り列車となって引き返す。キハ47の2連。後ろ側は国鉄時代以来のタラコ色だが前側1両は高岡色になっている。ワンマン運転仕様である。

 

発車時はガラガラだが福光、福野と少しずつ乗客を拾っていく。

 

砺波駅
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線内随一の駅でごっそり乗ってきた。ここで列車交換がある。あちらはキハ40形だ。

 

林駅
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ホーム一本の無人駅。その先を眺めると駅名のとおり林がある。砺波平野の特徴である散居村の形態である。点在する民家が各戸それぞれ周囲に杉などの樹木を植えている。江戸時代年貢を納めるときに石高を低く見せるようにとの工夫だったそうだが防風林として作物を守る役割もあるのだろう。
かなたには北アルプスの山々が見えてくる。

 

二塚駅
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終点高岡の一つ手前。だいぶ都会の様相になってきた。この駅から工場への専用線が分かれていて高岡からここまでは貨物営業も行われている。また近い将来この駅と高岡駅との間で北陸新幹線が交差することになっていてそこに「新高岡」(仮称)駅が作られる予定である。すなわち城端線北陸新幹線から高岡市内へのアクセス路線としての存在が求められ新幹線完成後もJR西が運営することになっている。

 

高岡到着
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これが前側の高岡色キハ47。
29.9kmを50分かけて14:53定時着。のんびりした行程だったが結構乗っていた。

 

2012.11.4撮

 

つづく