新幹線も乗れる! 大回り乗車 2

ここからいよいよ新幹線に乗車である。
当然だが手持ちの乗車券で中間改札機を通ることはできない。係員のいる有人改札口へ行きあらかじめ用意していた行程図を示して大回り乗車である旨告げる。その際新幹線利用区間特急券も必要である。今回は米原まで乗車予定である。さてここで六地蔵駅で乗車券のほかに何を買ったのかを明かすことにしよう。それは京都~米原間の自由席特急券(980円)である。そして新大阪構内で新大阪~京都間の自由席特急券(860円)を買う。こうして手にした2枚の特急券と乗車券を揃えて改札で米原まで乗車する旨告げると通してもらえた。
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もちろん通しの自由席特急券を買えばいいのだがそうすると料金は2480円となる。分けて買う合計は1840円なので640円の節約になる。米原で出る時も有人改札を通る。

 

4.新大阪~京都(11:40~11:54)
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16A のぞみ16号東京行き N700系16連
別に京都で乗りかえなくても初めから後続のこだま654号に乗ればいいのだが「大回り乗車でのぞみにも乗れる」というのを実感したかったのであえて一駅乗ってみた。自由席車は1~3号車、一番端の1号車に乗った。こののぞみは博多発でほぼ満席だったが、幸い車端部の3人席の真ん中があいていた。一駅だけなのに座ることができ新快速に揺られるよりはよかった。あっという間の14分で京都着。

 

5.京都~米原(12:08~12:28)
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654A こだま654号東京行き N700系16連
同じN700系なのに先ののぞみ16号とは雰囲気が違う。乗車待ちの乗客もまばらだ。16両中10両が自由席車だがどの車両でもより取り見取り。5号車に乗り3人席を占有。新大阪で先ののぞみの13分後の発車だが東京着は約1時間40分位後になる。どちらの列車でも車内検札には遭わなかった。定刻米原着。

 

もうそろそろ昼食時
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米原駅の駅弁を買う。お勧めは「湖北のおはなし」1150円。昔近江商人が行商に使っていた唐草模様の風呂敷を模した包装紙に包まれているのが期待感を高めている。開けると滋賀県の食材がふんだんに盛られて年代性別問わず楽しむことができる。隅に置かれているサイコロの箱には口直しの飴が一つ入っていた。完食。
 
追記  大阪のほか東京、新潟、仙台、福岡にも近郊区間が存在するがいずれも新幹線は利用できない。大阪においても山陽新幹線新大阪~西明石間は利用できない。大回り乗車では唯一東海道新幹線新大阪~米原間だけが利用できる。

 

つづく