福岡の皆様2

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その後お元気でお過ごしですか。地震も吹っ飛ばすような大事故のニュースが今も続いていますが、玄海島はどうなったのかすっかり鳴りを潜めましたね。どうも最近のJR関連のニュースは従前のJR西日本の社内体制が事故の原因であったかのような論調が目立ちます。そんなことを事故前に問題にしたメディアがあったでしょうか? そして以前から福岡に地震が起こることを一言でも予測していた気象・地質調査機関があったでしょうか。何も無ければ問題意識が無く、一朝ことが起こって被害の甚大さをことさらに書きたて、その責任を一当事者に負わせる態度には疑問を感じずにはいられません。

さてまた福岡の古い写真を出させていただきます。1973年7月のものです。この時期は日本は順調な経済発展をしていたのですが、その年の暮れには第一次石油ショックが起こりガソリンの値段が瞬く間に倍近くに跳ね上がりトイレットペーパーなどが市場から姿を消して狂乱物価となりました。それまで石油メジャーが中東での原油採掘を独占的に行っていたが、パレスチナ支援のためにアラブ諸国が結束して供給を抑えた。その政治構図の脆弱さを3ヶ月に問題にしていたメディアはあっただろうか? 今も変わらぬ憂いであります。