やっぱり乗っていた・南部縦貫鉄道

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さきの津軽鉄道弘南鉄道を乗りに行った旅行でそのあと南部縦貫や十和田観光にも乗った記憶があるのだが、そのときに撮ったフィルムのネガも写真もどこかまぎれて分からなくなっていた。しかし先日家の中を整理していたらそのときのアルバムが出てきて写真のほうは見つかった。残念ながらネガは紛失してしまったようだ。それらの写真をスキャンしたのでここにお見せしよう。まずは南部縦貫鉄道から

 

アルバムの説明には1982年9月13日とある。津軽鉄道に乗った後弘前へ戻り青森を経て野辺地まで行って大湊線に乗って田名部で一泊、翌日野辺地へ戻って南部縦貫に乗ったと記憶する。国鉄を降りて連絡跨線橋を渡って南部縦貫の乗り場へ出る。橋上とホームでキハ100を撮る。今気づいたのだが線路端の側溝を見ると何か白いものが写っている、雪だろうか? しかしこれは9月の撮影であり雪に出くわした記憶もない。どうも分からない。実際には田名部での一夜は台風が通って大雨で、翌日の日程に影響は出ぬかと気を病んだものだった。

 

台風一過となった翌日は穏やかな日となり南部縦貫に乗るまではダイヤ通りだった。七戸まで乗ることにする。放牧された牛が見えたのを覚えている。と、森林地帯に差し掛かって列車が停車した。なんだろうと思って前を見ると大木が倒れて線路に横たわっているではないか。前日の台風の影響らしい。どうなるのかと思っていたらほどなく作業員の人が来て除去作業を始めた。レッカー車で線路からどけて開通、立ち往生は10分ほどだった。今から思えば撮影しておけばよかったと思うがそのときはただじっと様子を眺めていただけだった。あとは何事もなく進んで七戸着。何両かの車両が止まっていた。私以外にも鉄チャンがいて写真を撮っていた。

 

今はもうこの鉄道には乗れないがファンの人気は今も衰えていない。七戸にはレールバスが保存されているようだ。東北新幹線の青森延伸の際は七戸を通ることも決まった。七戸に再び鉄道がやってくる日も遠くない。その暁にはこの南部縦貫も復活しないだろうか。