さらば、はやぶさ・富士!

東京発九州行きブルートレインで最後まで残っていたはやぶさ富士がついに終焉の日を迎える。はやぶさは51年、富士は45年の長きに渡って走り続けた名門である。だが往年の栄華を知る者には近年は寂しい姿で廃止は時間の問題という感があった。どちらもデビュー当初は西鹿児島(当時)までのそれぞれ最長距離、最長時間運転をしてさまざまな車種等級の車輌が連結されて豪華だったもので、利用のしにくい関西在住の人間でもいつかは乗りたい列車と思っていた。が時は流れ乗客が減り近年はどちらも運転区間が短縮され編成は平凡なものになった。それにつれどうしても乗りたいというほどではなくなった。もとより関西ではそれほど馴染みのある列車とは言えず乗る機会はきわめて限られたものだった。はやぶさにはとうとう乗る機会はなかったし富士には九州旅行の際宮崎から西鹿児島までの昼間走行時に乗っただけだった。私にとってはそんな存在でしかないが最終運行のこの日、私なりに見送ることにしよう。ここに2つの写真を用意した。

 

はやぶさ
乗ったこともなければ自分で撮影したこともない。けれど我が家に残されていた写真がある。撮影者も撮影日も不明。おそらくデビュー間もない頃のものであろう。

 

イメージ 1
20系時代蒸気機関車に引かれて伊集院を通過する上りはやぶさ。これから丸1日以上の長旅が始まる。古くから家にあった写真だが家族がどこかでもらってきたものとみられる。この記事を見ておられる方でこの写真にお心当たりある方はお知らせ願いたい。

 

富士
これは先述のように宮崎から西鹿児島まで乗ったことがありそのとき撮った写真がある。

 

イメージ 2
1976年4月2日撮影。その当時日豊本線の電化は南宮崎までだったので宮崎へ着いたら牽引機をELからDLに付け替えした。付け替え作業中富士のヘッドサインを出しているカニ24.こちらが機関車との連結面になる。なおその牽引機の写真はこの記事にある。機関車にヘッドマークはつけられなかった。
http://blogs.yahoo.co.jp/d19756236/36197185.html

 

さて先日山陽~九州新幹線直通の列車名が決定され先年姿を消した「さくら」の名が復活することとなった。そうなると「はやぶさ」「富士」の愛称がどうなるか気になるところである。(私自身から見た存在感はともかく)長い間日本の特急列車の代表的存在として君臨してきた2つの列車名は非常に重みがある。安易に復活させることはないだろうがたとえば将来リニア新幹線ができたとき日本を代表する列車名としてその名跡を継ぐのがふさわしいとも思う。どんな形であれいつかまた見ることができる日が来るだろう。

  また会おう!その日までしばしさらば!