福塩線・その3 電化区間

福塩線を乗り通すには必ず府中で電車⇔気動車への乗換えをしなければならない。直通列車は皆無なのだ。往年の片町線長尾駅を思い起こさせた。接続はまずまず良好なのだがせっかく来て素通りするのも惜しいしこの先は本数も多い。ちょっと改札を出てみる。

 

府中駅
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府中市の中心に近い駅なので開けている。で、散策してみたのだが大きな家具屋さんが開いているほかはひっそりしている。今までもよく体験したが日曜日の地方小都市は店が閉まって人気も少ない。東京や関西の大手資本が進出してきて郊外にスーパーやショッピングモールを開設するとそれまで栄えていた個人商店を中心とした駅前商店街が閑散とする。住民の生活の利便ではそのほうがよいかもしれないが、一見の観光客が駅前に降り立ったときに寂しさを抱く。この街もか。駅に戻ろう。

 

福山行き電車
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向こう(2番線)に見えるのがここまで乗ってきたキハ120である。16時7分発の福山行きが出たあともまだ停まっている。これから乗る16時39分発福山行き。105系2連ワンマン車である。

 

乗客は6割程度。単線の路線をコトコト走る。2回交換があった。

 

神辺
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井原鉄道の車両が止まっているのが見えた。JR西日本キハ120とそっくり。

 

横尾でもう一度交換した。今までは105系ばかりだったがここで交換した列車は和気発の115系4連だった。クロスシートに座る若い女性の横顔が気になった。

 

福山着
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17時28分福塩線ホームに定時着。お城をバックにもう1本停まっていた別の105系編成との並びを撮る。

 

ちょっと残念なこともあったけど福塩線の旅、堪能いたしました。
朝からJRに乗り通しだけどまだ広島県内にいる。

 

2009.10.11撮