地下鉄を使って京都女子駅伝追っかけ

毎年恒例の京都の冬のイベント京都女子駅伝、第29回大会が1月16日行われた。西京極運動公園から国際会議場前までの往復コース42.195kmを9人の走者がタスキをつないで駆け抜ける。地元京都はこれまで13回の最多優勝回数を誇るが昨年は岡山にその座を譲り3位に甘んじた。今回雪辱を果たせるか、監督に早狩実紀が就任して若いチームとなって挑戦する。その熱戦を地下鉄を利用して各所で見て回ろうと思いたった。

 

開始前 西京極陸上競技場  太秦天神川より徒歩
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公園入り口には大看板が掲げられ多くの観衆が集まっている。放送や警護関係の人車もスタンバイ。
スタートは12時30分。それを待たずに移動。

 

第1区 西大路六角  西大路御池駅近く
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出だし間もないのでまだ各チーム固まって走っている。京都はトップではない。

 

第3区 烏丸丸太町  丸太町駅
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この区間は中学生担当の比較的平坦な短い距離。南下してきた烏丸通から直角に曲がり丸太町通りを東に向かう。トップは撮り損なって神奈川選手を撮る。京都はこの区間で16位と出遅れたのだが…

 

第5区 国際会議場前 折り返し点近く  国際会館駅
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京都は4区で10人を抜き5区へとつなぐ。5区でもさらに先頭集団での猛追を見せる
追い上げる京都代表が走っていくのを撮る。

 

第8中継所(8区→9区)付近 鞍馬口駅近く
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京都は6区7区の高校生コンビがダッシュしてトップに躍り出てから8区の中学生もそつなく2位以下を引き離す。続く第9区は10kmの最長かつ最終区間である。アンカーは地元企業ワコール所属の福士加代子。彼女はこの区間30分52秒の記録保持者である。タスキを受け取った直後の福士の姿。

 

第9区 西大路御池交差点  西大路御池駅
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第9区は最長距離区間鞍馬口から西大路御池まで福士と地下鉄どちらが速いか比べどころであるが、鞍馬口駅入り口までの歩道が関係者によりシャットアウトされ大回りして行き着く羽目になる。地下鉄では烏丸御池で乗り換えの必要もある。西大路御池で降りて地表に出たときには福士はおろか半数以上が通過したところだった。アスリート達の俊足に脱帽。がんばってやってきたチームの選手を撮る。このあと最終ランナーが通り過ぎて程なく約3km先の西京極に福士がぶっちぎりでゴールインしたと中継放送が報じた。
京都V奪還! 恐るべし京女パワー、地下鉄より速い!