夏の日の山崎聖天

JR山崎駅から山のほうへ向かって徒歩約10分、京都府乙訓郡大山崎町の静かな丘の木立の中に山崎聖天さんが建っている。宗派は真言宗系で正式名は妙音山観音寺といい本尊は十一面千手観音菩薩像であるが、江戸時代にこの寺を再建した木喰以空上人が鎮守として歓喜天(聖天)を祀ったことにより聖天さんとして知られるようになった。それ以降有力な武家や商家により信仰され続けた。

 

関西では桜や紅葉の名所として知られるが真夏に涼を求めて入山するのも捨てたものではない。
お盆の8月16日行ってみた。

 

参道は石段から仁王門へ
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まずは仁王さんがお出迎え

 

本堂
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十一面千手観音が祀られている。聖天さんはその隣の聖天堂におられる

 

本堂の下手に休憩所がある。
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同寺は毎月1日・16日:天尊ご縁日となっており
特に次の縁日は休憩所内でご接待を受けられる
 1/16福ぜんざい接待。
 2/16厳冬謝恩祈願会としてかす汁接待
 8/16氷接待
 11/16:謝恩大浴油供(大根焚き接待)

 

この日は氷接待の日、小豆入りカキ氷のご接待を頂いた。
静かなお寺の中でセミなどの声を聞きながら頂く氷の味は格別、暑さをしばし忘れるひと時だった