7連化された京阪10001編成に思う

ずっと今まで支線用として4連で使われてきた京阪10000系だが、今般10001編成が他系列の余剰車を加えて7連となった。
⇒ http://railf.jp/news/2016/02/18/171500.html

 

個人的見解
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13000系投入によって支線用4連車に余裕が出てきたところへ7200や9000の余剰中間車が出きたのでそれらを合体させたということでしょう。急行運用が少ない現在8連編成は余剰になるし京都市内の8連非対応駅の存在、そして人口減少と少子高齢化が8連の存続意義を低めているのだと思います。クーラー着せや車体裾の形状の違いが目につきますね。それに床面高さが10000系はわずかに低かったと思いますが特に問題ないのでしょうか。これを編成美の乱れととらえる向きもおられましょうが、思い返せば京阪の歴史は混結編成の歴史でした。戦後間もないころの「ガラクタ編成」では初代600.700.500.1000などの釣掛け車を寄せ集めて組んでいた。特急車1900系は性能的には揃えられていたが1810系改番の旧タイプと増備新造の新タイプの混結だった。車体更新した600系は中に700系や1300系を挟むこともあったし後年は1700系との併結も見られた。特急車8001編成が登場した後しばらく暫定的に3000系編成に8550を挟んだこともあった。車体は同じだったが2210編成4連と2629編成3連との併結というのもあった。こうしてみると枚挙にいとまがありません。今回のものもある意味「京阪らしさ」といえるのではないでしょうか?