東急三昧  4.東急多摩川線

目黒から引き返してきて田園調布のもう一つ先 多摩川 まで乗る。ここで東急多摩川線に乗り換える。東急電鉄のそもそもの発祥は目黒から蒲田までの目黒蒲田電鉄によるもので東急となって目蒲線という一路線として運行されていた。ところが2000年目黒から先地下鉄線との乗り入れをすることとなって運行形態が変わり多摩川を境に目黒線東急多摩川線とに分離されることとなった。多摩川線という名称はすでに西武にあったため区別のため正式名称は東急多摩川線とされている。

 

東急多摩川線多摩川駅
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7000系の3連が停まっていた。この線とこの後乗る池上線とは18m3扉車3連で運行されていて他線には入らない。急行運転もない。語弊があるが格下扱いされている印象だ。しかしこのような新車も投入され質的には劣っていない。しかしこの車両 形・色合いが福岡地下鉄七隈線のものに似てるような…
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wikipediaより

 

矢口渡で
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蒲田の一つ手前でちょっと降りてみて次の電車を待った。1000系の第17編成。昔の色の復刻塗装だ。山陽電鉄も昔こんな色だったかな。その外部塗装にも注目したがもっと目を見張ったのは。

 

その内部
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なんと、この配色! 阪急電車と見まごうばかり。本家より落ち着いている感すらある。今回東急を乗りまわした中で最も驚いたことであった。ただ横向けに取り付けたつり革というのは関西ではあまり見かけないな。

 

蒲田駅なんだけど
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そんな内装を見た後だけにこの駅の光景になんとなくデジャブだ。神戸・宝塚・京都3路線が並んで出るのに倣って多摩川・池上両線が並んで出ていく。その南手にはJR東海道線が横切る。ミニサイズの阪急梅田駅ではありませんか。

 

東京に来ても西日本の電車のことがしきりと頭に浮かぶ。
この後池上線に乗ります。