岡電MOMO

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知人が一回分使い残した18切符を譲ってくれたので連休を利用して出かけてきました。急だったので詳しい計画も立てないまままでしたが、まだ乗車したことない岡山電軌東山線に行きました。JR岡山駅に着き電車乗り場で東山行きを待っていると運良くMOMOがやってきました。実物を見ても日本離れしたデザインだなと思いましたが純国産です。車体の細長さがきわだっていますがそれほど広くない岡山の町並みを走るにはいいのかもしれません。東山線にはいくつも急カーブがありますがスムーズに曲がっていきました。かつて京阪京津線80形が急カーブをきしませていたのに比べると静かなものでした。曲がる時の揺れも少なく感じました。また貫通部も広く取ってあり曲がっているときでも通れます。

 

乗り心地より驚いたのは床面や座席に木材が使われていたことです。考えたら短距離で乗客の回転が速い路線でゆったりした座席でなくてもいいでしょう。硬い座席は快適とはいえませんが狭い室内に最大限座れる場所を工夫し配置した苦労の跡が見られます。そんな内装でも広い窓から外を眺めると落ち着くので不思議なものです。

 

オールドファンには東急旧玉川線200形をなんとなく思い起こさせる外観ですが、室内は今までの電車の概念を破る斬新さです。運転手さんは背中にMOMOのロゴの入ったジャケットが制服でした。それも含め前世代の電車とは一線を画すると訴えるものを感じ取りました。
①東山にて停車中 
②車内
 いずれも2007,1,6撮