桜見物の後

きょうは少し寒かったけど桜は8分咲きで見ごろとなった。仕事も休みで恥ずかしながら一人で花見としゃれ込んだ。行った先は「哲学の道」。
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銀閣寺と南禅寺を結ぶこの散策路は桜の名所でもある。しかし観光化され有名になりすぎた。昼下がりに訪れたら団体の観光客の多いこと。各地の方言どころか各国語が耳に入ってくる。英語、中国語、スペイン語?…。なぜかウェディングドレスを着た中国人女性が歩いておられました。桜をめでるのは十分堪能できたが、いささか人気に疲れて途中から外れてだらだらと西へ下がる。ほどなくかつて市電の走っていた白川通に出てその電車のねぐらだった錦林車庫前に来る。今は市バスの車庫である。市電のあった頃の錦林車庫の写真はこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/d19756236/22490010.html?p=1&pm=l&sk=1&sv=%B5%FE%C5%D4%BB%D4%C5%C5

  錦林車庫の近隣にこんなものが

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京都市電1801と2603
車庫から少し北へ行き通りを隔てたところにコンピュータ専門学校がある。この学校の裏手に京都市電の車両が2台保存されている。それほど広くはないこじんまりした場所だが車両のほか安全地帯や架線柱も置いてあり保存状態はとても良い。2台のうち2603号は特に貴重だ。2600型は600型を改造して18両作られたワンマン用車両だが、現存しているのはこれだけ。1801号と並べてあると細部の違いが良く観察できて楽しい。とはいえここは私有地内なので学校の受付で許可を得てから撮影しましょう。お姉さんが案内して下さいました。専門学校のHPに市電のことが載っています→http://www.kcg.ac.jp/museum/shiden/significance/significance.html

 

2007.4.5撮