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HOゲージ模型、ヴィンテージもの。

  天賞堂製オハネ17+オシ16

実車はもちろんトウの昔に姿を消している。しかしオハネ17は本州、九州の夜行急行列車でよく見られたしオシ16も夜行急行用のビュフェ型食堂車としてひところ脚光を浴びたマニア好みの車両である。さて、模型の方ではどちらもあまり市場に出たことのないマイナーな形式ではある。オハネのほうは近年TOMIXがプラ製品化しているがオシのほうは長く出回っていない。天賞堂では真鍮製品を40年以上前に「軽量客車」シリーズとしてリリースしている。はじめ一挙12形式発売されたがのちに一部整理されて7形式になっている。それも1970年ころには発売中止になっている。ここにあげた2形式は途中で整理されたほうで40年は経過していると見られる。その当時天賞堂はほかに9600、EF30、ED42、DF50など他社とは一味違った通好みな製品を出しておりそれらはもはや幻の製品である。私もこれまで見たことなかったのでオークションで出品されているのを見たときはわが目を疑った。そして縁あって当方のもとへ落ちた。
届いたものを見ると流石に経年による小さな塗装落ちがあったが全体としてはよい状態だった。今見ると内装や車内灯もついてないし塗装がぎらぎらしておもちゃっぽい。しかし当時の一般的な製品はもっとおもちゃっぽくそのころのレベルとしては高級品であった。形式表記のレタリングなど当時はなくて当たり前だったがこの製品は標準で書き込まれていた。実物は「軽量客車」だがこの製品はズシリとした重さがあり丁寧に作りこまれた感がある。もちろん走行するが機関車にはやや負担かも。展示保存用として所有しておく。