天才バカボン

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  赤塚不二夫の代表作中の代表作なのだ。知らないと死刑なのだ

先月下旬に天才バカボン誕生40周年記念と銘打ったベスト作品集が出版されたのだ。あ、これ欲しいと思って発売翌日に買いに行ったがどこの本屋も完売で品切れだったのだ。仕方なくネットで注文しておいたらやっと昨日(6日)届いたのだ。第1刷は売り切れ、届いたのは第2刷版だったのだ。いやはや今も隠れた人気は衰えていないようなのだ。この作品集の特徴は何と言っても講談社小学館という2大出版社がコラボして1冊ずつ発行したことなのだ。同じ装丁にしてあり2冊の表紙絵を並べると一つの絵になるデザインなのだ。価格も1000円に揃えられているのだ。このようなことになったのはこの作品がかつて両社の少年雑誌に掲載されたことがあるためで、当時マガジンからサンデーへの移動にはみんな驚いたのだ。でも後にサンデーにもーれつア太郎が登場したのでバカボンは元のさやに収まったのだ。これでいいのだ。

 

私は初めてマガジンでこのマンガに接したときあまりの奇想天外さに面くらったのだ。ストーリー性を抑えてハチャメチャぶりを次から次へと出してくるパターンは今まで見られなかったのだ。あのパパの家族ににどうして美人のママや天才ハジメちゃんがいるのか考えたりするのは無駄なのだ。レレレのおじさんがおそうじしているその横でコニャニャチワで騒ぎまくるのだ。おまわりさんに逮捕するといわれても安寧秩序をかき回すのだ。大きな権力への挑戦が試された時代に生まれたマンガだからそんな場面がいくつも出てくるのだ。多くの作品はどれも読んだことのある記憶が蘇ってくるものばかりなのだ。しかしこの漫画どうしてか懐かしいという感覚ではないのだ。久しぶりに昨日会ったばかりで忘れようとしても思い出せないのだ。バカボンパパはいつまでも元気だったらそれでいいのだ。はんたいのさんせい。