糸魚川~静岡構造線の旅・4)東海道線

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富士で日が暮れ暗くなってきた。でも残すは富士~静岡間の東海道線部分のみ。

  富士~静岡 143M豊橋行き

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身延線到着から4分の接続で発車する457Mに乗れるのだが見送った。次の143Mは富士駅始発で座れるだろうし富士駅にもちょっと降りてみたかったのが理由である。駅の外に出てみるがこれといったものはない。駅の写真だけ撮ってホームに戻る。東海道線静岡地区では211系が多い。この列車も211系の3連で例によって先頭車クハ210-5036に乗る。この列車運転士も車掌も女性だった。運転席の後ろに座っていると点呼する女性の声が聞こえた。17:09発。昼間なら雄大な風景が楽しめるであろう由比~興津間も日が暮れてはよく分からず。17:43静岡に滑り込んだ。

 

一応これで目的の糸魚川~静岡間JR営業キロ329.1kmを普通ばかりで11時間30分かけて踏破した。しかし実はこの日の移動はここで終わっていない。

 

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到着したホームの隣にもう一本下りの電車が止まっている。313と211が併結されている。実はこの列車、富士で見送った一つ前の457Mなのだ。乗ってきた143Mは静岡で後部に3両増結するためここで17分間停車する。その間143Mが着くのを隣で待っていた457Mは2分後発車する。だから安倍川以西へ行く乗客は静岡で一つ先の電車に乗り換えることが出来る。推理小説のトリックネタに使えそう。しかし私はこの列車にそのまま乗り続けた。列車番号は979Mと変わり運転手も車掌も交代したようだ。もう少し先で降りて泊まろう。

 

2008.1.13