リニア・鉄道館再訪

昨年4月に開業間もないリニア・鉄道館へ行っている。
リニア・鉄道館行ってきました - awatembowの日記 (hatenadiary.com)
それから1年、落ち着いてきたことだろうともう一度行ってみることにした。

 

例によってあおなみ線利用で金城埠頭下車である。午後1時前に到着
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長い列もなく入場券購入してすぐに入れた。

 

入ったところのC6217
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前回にはこの車両を撮影しようとする人が多くてなかなか撮れなかった。

 

前とは逆のアングルで
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関東大震災があって程ない頃に輸入された黎明期の電機。復興を急ぐ当時の日本の姿を語り伝える存在。阪神や東日本の震災を体験した現在の日本人の行くべき道に光を照らしているようだ。

 

鉄道模型ジオラマ
前回は見物に長い行列で間近に見るのを諦めた。今回は待つ時間もわずかだった。
東海道新幹線が走る地域の風景を凝縮したレイアウト。
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富士山

 

 

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京都・大阪付近
夜の情景では五山の送り火が点灯する。そのあとに祇園祭の囃子が聞こえてきた。順が逆なのはご愛嬌。
私はこのブロックで見入っていたが、その周りでは関西弁が飛び交っていた。どうやらどの来訪者も居住地のブロックに固まる傾向があるようだ。

 

二回目の訪問とはいえ前回に見落としていた部分を改めて見ることができ興味深く眺めて過ごした。
どの展示も価値あるものだが、一つ言わせてもらえば「リニア・鉄道館」の名を冠するにしてはリニア鉄道に関する展示が少ないように感じた。次世代の鉄道はどのようになるのか知りたい人は多い。リニアモーターの原理、開発の歴史、他国との競争、実用化の見通し、東海道における建設計画の概要などをもっと知らせるべきだ。企業秘密に関わる部分もあるだろうができる範囲で分かりやすく公開してこそ他の鉄道テーマパークと一線を画すことができると思う。

 

2012.6.3入場