撮りにくい列車・④日生エクスプレス

今回の撮影ミッションの最大目的はこの日生エクスプレスを見に行くことだった。この列車は能勢電⇔阪急の直通特急で朝は上り日生中央⇒梅田へ、夕方は下り梅田⇒日生中央へそれぞれ7本ずつ運行されている。車両は阪急車8連が充当されるが一部の列車は阪急線内では2両増結され10連になるものもある。停車駅は山下・畦野・平野・川西能勢口・池田・石橋・十三である。


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十三にて 6000系


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石橋にて 7000系


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川西能勢口で能勢線から3号線に入線するところ。 8000系
まさにこの瞬間が最も見たかったのだが… ブレてすみません。
8000系一桁編成も使われている。先頭2両はクロスシート車だ。この列車は増結しなかった。
ここでスイッチバックして梅田へ向かう。

 

1996年川西能勢口駅が2社統合のうえ立体化された事により直通運行が始まった。阪急線はともかくそれまで能勢線のほうは阪急の中古車最大4連で急な曲線も多くのんびり走っていたものだがまさか現役の阪急車が8連で入ってくるなどとは思いもよらなかった。能勢電には社運を賭しての事業だったろうがここまで順調に続いているのは何より。
親会社⇒子会社の直通運転はほかに小田急⇒箱根登山があり逆に子⇒親は新京成⇒京成、筑豊西鉄があるがいずれも片乗り入れである。京都の岩倉あたりに一大ベッドタウンが作られて京阪⇒叡山に「岩倉エクスプレス」の走る日がいつか… 来るわけないね。

 

2013.8.9撮
このシリーズ完