大市交・阪急相互乗り入れ40周年記念列車

1969年12月6日に大阪市堺筋線と阪急京都・千里線とが相互直通運転を開始して今年で40周年となった。それを記念して両社局はいくつかのイベントを行った。その一環として12月5,6の両日天下茶屋~嵐山間に大市交66系車を使った臨時直通列車を各1往復運行した。市交の車両が高槻市以東に入るのはこれが初めてのこと、増してや嵐山線に直通するとは大ニュースである。これは見ものと6日の運行を見に出かけた。

 

乗ってみることも考えたがこの時期に嵐山行きはそうでなくても混雑が予想され今回は撮り鉄に徹しようと思い直した。嵐山線内手ごろな場所で待ち構えよう。

 

桂駅内にあった運行案内の張り紙
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乗り換えの人が多かった。嵐山線内は9月に訪れたときはリニューアル6300系4連の運行だったがこの日は8300系6連が充当されていて座席はすでに埋まっていた。

 

いよいよ通過、松尾大社の鳥居をバックに松尾駅前で撮った
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ホーム内や踏み切り周辺にはすでに何人もの先客が。すぐ近くのコンビニの敷地の一角に空きを見つけそこで待つ。業務に邪魔しないよういたつもりだが何か言われるかなと思っていたら男の人が近づいてきた。「やはりまずいか」と思ったら「何かあるんですか?」と尋ねられた。事情を話すとその人も駐車場内の車へカメラを取りに行き撮影陣の中に加わった。
この立ち位置では人がかぶって来るのも仕方ない。しかし電車の顔が警報機に隠れたのは失敗。鳥居の扁額が道路標識に隠れたのも失敗。でも撮りなおしはきかない。一期一会! やはり車内は混み合っているようだ。

 

嵐山駅手前の踏切から
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到着した車両は1号線に入線、夕方帰る時まで留置される。2号線にはいる定期運行の阪急車両との並びを撮る。この踏み切りにも多くの撮影者が。阪急の社員さんが監視されていた。

 

嵐山構内(撮影会)
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12~15時の間グッズ販売と市交車撮影会が行われるため嵐山駅前は時ならぬ賑わいだった。ここでも数名の社員さんが会場整理にあたっておられた。普通の乗降客とは分けて撮影会入場の列が出来ていた。30分ほど行列に並んでやっとこの写真が撮れた。

 

下り天下茶屋行き・水無瀬付近
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帰りの列車運行まで某所で時間をつぶし通過時刻を見はからって9月にも訪れた水無瀬へ向かった。やはりここもすでに先客がいたが邪魔しないようその後方から構える。あわよくば新幹線とのツーショットと思ったがやはりなかった。お目当てがやってきたのは17時少し前。冬の日暮れは早い。眼一杯開いてこれがやっと。まあいいか。

 

2009.12.6撮