JR太多線乗車して

連休の1週間ほど前、今回の旅行のための宿をネットで探してみた。じゃらん楽天るるぶ名古屋市内を検索してみたらヒットしたのは2件だけ。どちらも1泊ン万円というべらぼうな値段で手ごろな価格帯は皆無。これでは旅行はできないかと危ぶんでいたが直前になってじゃらんを再検索するとキャンセル埋めのものであろう金山駅近くのビジネスホテルが1件見つかった。さっそく予約して何とか宿を確保できた。いままでじゃらんを利用していてこのようなことは初めてで行楽期の連休の人の移動のすごさを思い知った。

 

せっかく金山で泊まるのだから翌朝の行程はJR中央線太多線を乗り継いで可児へ行くことにした。広見が可児と改称される直前に訪れている。
⇒ 80年代の名鉄 ④国鉄広見・名鉄新広見 - awatembowの日記 (hatenadiary.com)
JR化後に太多線に乗車したことはあるが全線スルー乗車で可児に降りるのは上の記事以来だ。

 

太多線美濃太田経由岐阜行
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ワンマン運転キハ11の2連、多治見にて ほぼ座席は埋まっていたが坐れた。
電化されている中央線に比べるとのどかな風景が続く。近くの向かい合わせの座席に乗り合わせた乗客同士の会話が弾んでいる。

 

可児到着
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のどかな風景だったがこの駅まで来ると幾分都会の風情を見せる。ここで多治見行と交換。やはりキハ11の2連。荷物をまとめて下車。

 

参考・国鉄広見駅駅舎
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リンク記事に載せた写真と同じ日に撮った国鉄広見駅駅舎。32年前はこのような建物だったが。

 

現在の可児駅
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今もあの時と同じ建物だった。外装は塗り替えられ屋根は葺き替えられているが。32年前には現役で使われていた腕木式信号機が1本駅前に保存されている。

 

現在太多線はフリクエント化が進み30分毎の運行となった。そして昼間の列車は大半が高山線に乗り入れ岐阜へ直通する。多治見~岐阜間は名古屋経由より距離が短く乗り換えなしで行ける。また可児~岐阜間においても並行する名鉄を利用するより乗り換えなしで少し安く行ける。国鉄時代にはあまり顧みられなかった同線もJR化後利用価値を高める経営努力の跡が伺える。

 

2014.11.23 乗車