名鉄広見線末端部・新可児~御嵩再乗

愛知県に住んで間もないころ一度御嵩まで行っている。
⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/d19756236/23324320.html
それからも30年近い歳月が経った。その間に名鉄全体が大きく変わっていった。その末端である広見線にも変化の波は及んでいるのか今一度見てみよう。

 

名鉄新可児駅
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JR可児駅に隣接して建っている。広見線は犬山から御嵩までを指すがこの新可児スイッチバックとなっている。現在は全線通しの運行はなくここで2分されている。列車本数もこの先は半減する。通しの乗客はこの駅で列車を乗り換えるのはもちろん中間改札を通る必要がある。明智御嵩間では各駅でICカードチェックができないため中間改札で行き先を申告して降車処理をしてもらうためである。

 

御嵩方面ホーム
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折り返し御嵩行となる普通電車到着。この区間でピストン運用されているワンマン用6000系1次車2連。方向幕を使わず昔ながらの行き先板なのが時代がかっている。去年訪れた蒲郡線と同じような境遇である。犬山方面からの列車到着を待って発車する。

 

御嵩
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リンク記事にある写真と同じアングルで撮った。見比べると遊園地の広告看板などがなくなりひっそりした感じになっている。現在は無人駅になっており駅舎内は地元による観光案内所に使用されている。

 

御嵩駅付近
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再び新可児行となって戻っていくところ。乗客はまばら。

 

顔戸
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この駅が現時点では緯度的に名鉄最北端の駅になるらしい。御嵩から2駅歩いて帰りはここから乗ることにした。ICカードは使えないが自動出札機はある。ここまで歩く道もそれほど困難なところはなくバス路線もあるようだ。鉄道の存在価値が問われる状況ではあるが乗って残していきたいものである。帰りに明智駅に残る八百津線の路線敷跡を見てそう思った。

 

2014.11.23乗車