南海高野線 その他の車両

今回スルッとKANSAI 3DAYチケット1日分を使ったので自由に乗ったり下りたりした。なので出くわした一般車両もいろいろ撮った。

 

林間田園都市駅を見下ろす
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山間に突如現れたベッドタウン。もう和歌山県橋本市に入っているのだが利用客は圧倒的に大阪へ向かう。山を切り開き大阪の通勤圏になったがやはり遠く感じて特急を利用したのがもったいないとは思えなかった。昔は三日市町から先大型車は入れなかったが今はこの通り橋本まで4扉通勤車が行き来している。ステンレス車とはいえ今や古参車となった6000系が並ぶ。全国的に見ても今や片開き扉の4扉車は他に京急800系、そして旧京急700系である琴電1200系くらいか。
⇒ 1200記事目 - awatembowの日記 (hatenadiary.com)

 

林間田園都市で見た難波行快急
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快急はあまり運転本数がなく土休日上りは3本しかない。急行の停車する紀見峠、天見、千早口を通過するが運用車両は急行と同じである。この列車は2扉の2000系であるが橋本始発である。なお南海では案内放送には快速急行と使われているが文書では快急が公式呼称として使われている。

 

2300系
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2300系は今から10年前の2005年に登場したズームカー最新系列であるが2両編成4本の小所帯である。オールクロスシート車で21000系1.2編成の再来かと思われた。当初は難波発の優等列車にも組み込まれその体質改善が期待されたがその後の運行形態の変更で橋本以南の普通列車専用となってそれも高野下までの区間運行によく使われている。その性能・設備からは少しもったいなく思える。
友達西武4000系? 

 

特急が普通を待つ
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特急こうや極楽橋~橋本間ノンストップとなっているが、実際は途中の交換駅で運転停車することもある。上りこうや10号は上古沢で停車して極楽橋行普通の到着を待っていた。

 

高野山ケーブル
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極楽橋高野山間は鋼索線であるが高野線の一部の扱いなのでここに加えておく。珍しい2両連結のケーブルカーである。電車に乗ってきた高野山へ向かう乗客をさばくためにはある程度の収容力が必要で2連となったのだろう。0.8kmを約5分で結んでいるが両駅間高低差は330mに及び560‰にもなる日本有数の傾斜である。車体の傾斜角も他のケーブルに比べると大きく感じる。今回は高野山駅まで乗ってすぐに引き返して鉄道乗車三昧でした。

 

2015.5.3 撮