哀悼 たま駅長様

さる22日に和歌山電鉄貴志駅のスーパー駅長だった たま が亡くなったという。
享年16歳 猫にしたら長命だったほうか

 

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平日だけの勤務ということでとうとう会いまみえることは叶わなかったのは残念至極。
貴志駅駅舎を見て往時をしのぶとしよう。


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経営不振で大手私鉄が撤退したローカル路線だったのが事業者が変わって たま が駅長に就任してから国内はもとより海外からも彼女に会うために大勢の観光客がやってきて息を吹き返した。同駅長の功績大であった。

 

沿線にこれといった観光資源がなくてもどこにでもいるような動物しかいなくても工夫次第で観光地化させて人を呼ぶことができることを教えてくれた。
原点に返れば観光地とはもともとそういうものかも。何もない千葉県の干拓地にネズミやアヒルや犬などのキャラクターを集めて巨大アミューズメントパークが成功しているではないか。要はゼロから創造する勇気と夢を持つ人のところへ小動物の姿を借りた天使が降臨するのだ。そう たま は天使だったのだろう。そしてあの世へと帰っていく。あとは にたま が引き継いでいく。冥福を祈る。

 

合掌