特急あずさ

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8時ちょうどのあずさ2号で…♪という狩人の「あずさ2号」という歌が流行ったのは昭和52年でまだ国鉄だった頃ですが、「あずさ」は183系電車でした。国鉄のころはとにかく一つの形式・系列を量産することが多くてこの183系やその同族189系も特に首都圏で大量に増備されひところは関東のほとんどの直流区間の特急に使われてました。どこにでも走っている電車、内装にも特に変わったところはない。わざわざ乗りたいというほどの車両じゃない。だからこの電車にこれといった思い入れのある人はそういないと思います。

さよならはいつまでたってもとても言えそうにありません…。第一そんな煮え切らない態度で接していては新しい彼に失礼ですよ。せっかく「あなた」の知らない人と旅に行くなら「あなた」を思い出すことのないような目新しい地方へ行ったほうがいいんじゃないの。春まだ浅い信濃路は寒かろう。私だったらどうせ同じ183系なら(当時)特急あまぎにでも乗って伊豆へ行き、富士を眺めながら温泉に浸かります。そうすれば心から温まって目新しい気分になりかつ新しい彼と親密になれるよいチャンスではありませんか。この人は乗る列車を間違えた? 鉄ちゃんとしては「あなた」から旅立つのにあずさでなければならない理由というのが何なのかもう一つ不明確なのです。

歌詞にイチャモンつけて私は人生幸朗か…。責任者出て来い! へ~い。
写真は残念ながら2号ではありません。1982年3月塩尻付近で。⇒このころはまだ辰野経由だった。