EF65模型2台

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私のささやかなHOコレクションに先日新たな仲間が加わった。ある人が長いこと所持されていたものだが、家中の整理で保管の場所がなくなったので私に引き取ってくれないかとお話があった。HO模型の高価なことを考えればそうやすやすと頂いていいものではなく一度は辞退したが、高価であることを分かってくださる人にこそもらってほしいと言われた。家に残しておいても分かる人が他におられないそうで、確かにHOをプラレールなどと同じに扱われたりしてはコレクターとしては浮かばれないだろう。そんなことでお役に立つのならと言うことで頂戴した。こうして一度に10台ほど譲り受けたのである。その中に天賞堂のEF65500P型が含まれていた。今まで自分の財力ではとても天賞堂の製品などとても手が出なかったのでまさかという気持ちですっかり恐縮してしまった。

実は私自身20年以上前にEF65は購入している。ただしカツミ製の1000番台である。カツミ製であってもその頃の私にとっては大散財であり高級品である。買ったときは嬉しくて何度も箱を開けては眺め続けたものだ。それと今度頂いた天賞堂製と比べてみよう。.ツミ製天賞堂製である。

塗色からして差がある。,鉾罎挌勛な光沢を持って深みのある青にぬっている。かつ塗膜が丈夫で剥がれにくそうな仕上げである。側面のフィルター窓上部の点検窓のふちどり。,呂いにも手で塗りましたという感じがありありだが、△呂困譴覆繊細な表現である。あとからはめ込みなのだろうか。そのような形跡が見当たらない。どうやって入れたのかまるで分からず。△留薪昭室?呂粒搬腓だがその表現の細かさに驚く。メーカーズプレートやサボ受けなどが取り付けられている。EF65527の製作会社は東芝であると考証も行き届いている。500番と1000番では実物でもスカートにつけたジャンパ栓形状は相違しているが、それを引いても,呂里辰擇蠅靴討い騰△虜戮さがよく分かる。△砲魯好ート下にはスノープロウまでついていて隙がない。そんなことが前面の表情の精悍さとなるのである。他にも屋根周りも見逃せない。△任郎戮な鋲まで表現されパンタのシューや避雷器の上部まで微に入り細に入り実感を追及している。走行音も静かである。

この車両かなり以前に購入されたものと思われその価格は不明であるが、今同製品の価格はなんと135000円である! 今回手にしてその価格の理由が初めて理解出来たし天賞堂はいい仕事をしていると思わずにはいられない。譲り受けるにあたって密かに「自分だったら人に上げずにネットオークションに出品するだろう」などと不遜な考えを抱いたりしたが、自分の物となるとそんなことをする気になれなくなる。後世いためずに保管することを誓った。