優勝しました!

Bravo~、ついにその日がやってきた。本拠地甲子園で宿敵ジャイアンツを5-1で下しての堂々のリーグ優勝決定!。今年は交流戦で勢いづいて打つわ投げるわ夏のロードも勝ち越せただけに順当レースで何の不安材料もなく優勝をもぎ取りました。本当にこれが阪神なのだろうかと思うぐらい阪神はたくましいチームになった。数年前とは隔世の感があります。
しかしあえて贅沢を言わせてもらおう。今年の勝ちパターンというと序盤での先取点そしてJFKを軸としたリリーフ投手陣による押さえ込みによっていた。まあ手堅い攻めと守りといえば文句のつけようもないけれどなんだか中盤の盛り上がりと言うのが少なかった。けっして正攻法とはいえないけど序盤に点を取られても中盤でひっくり返すような破天荒さもほしいものだ。それから今年は巨人が弱くて手ごわい相手に立ち向かう大きな苦労もなく優勝できた感じで阪神ファンとしての喜びが物足りなかった。やはり「にっくき巨人」を打ち倒すことが阪神ファンの無上の喜びである。この連戦でなすすべもない巨人に哀れさすら感じた。黄色一色の甲子園は確かに盛り上がっているけれど本当は黄色とオレンジが半々に入っていてこそ緊迫したムードが高まるのだ。今年はどこの球場を見ても巨人ファンの数が少ないのは野球文化の退廃とすら思えた。阪神の選手にどこか巨人を下に見る雰囲気が見て取れた。巨人が強けりゃ井川や鳥谷ももっとしっかりするだろう。巨人、来年はもっと強くなれよ! 岡田と原の阪神・巨人対決を楽しみにしている。
シリーズはもちろんソフトバンクとの対戦を望む。一昨年の雪辱を晴らすのだ。!

蛇足>阪神は昭和37年と39年に飛び石優勝している。しかしその次となると21年後の昭和60年まで待たなくてはならないのだ。その伝で行くと、平成15、17年と飛び石優勝したらその次は平成38年か? その間に巨人のV9なんてあったりして…。上に巨人もっと強くなれなんて書いたけどそこまで強くなってはほしくない。ああなんというわがまま。