所持品その2

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粉青沙器白泥地鉄絵魚文俵壷
一昨年暮れ高知日曜市の露店で見つけた。形、文様ともよくまとまった姿で、魚の絵は大阪の東洋陶磁にあるものと感じが似ている。ただ刷毛目としては白泥のつきがやや不十分でふんわりした感じにかける嫌いがある。しかし李朝らしさは満たしており一目見て食指を動かされた。旅先の事とて持って帰るのも難しく頼んで送ってもらった。旅から帰った翌朝届いた。魚文を見ながら高知で食べた海の幸に思いをはせ旅の余韻に浸った。