Bluebird

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離れた砂漠の島で木の上に住み
そよ風の中に飛んでいく
僕たち青い鳥、青い鳥だよ…

アフリカへ行った時のイメージを曲にしたものだろう。優雅でまったりした曲だが、本当のアフリカの鳥
って生命力旺盛で常に生きるための闘争に明け暮れているのだろう。私たち都市生活者がアフリカに抱くイメージは大自然、素朴な住民たち、などそこに純朴な幸福があるように思ってしまう。でも実際は旱魃などの天災による飢饉、民族間の絶え間ない争い、エイズ西ナイル熱などの治癒が難しい感染症の流行、と人たちは大変な日常を送っている。

ポールの曲のメロディーはゆったりして口ずさみやすいし、この曲にも親しみは持っている。でもブルーバードはそこにはいないということをポールが思っていたのとはおそらく違った意味で私は受け止めている。

64年型日産ブルーバード、コレが出たのは東京オリンピックの頃だった。私は8歳。それまでのブルーバードはいかにも「ダットサン」という名にふさわしいいかつい感じだったが、コレを見てなんと垢抜けした車だろうと思った。最初タクシーに使われているのを見たが、思わず近寄って触ったら運転手さんににらまれた。

先日民主党代表になった小沢一郎氏、そして小泉首相、ともに1942年生まれの63歳。ということはポールと同い年ということだが、なんだか不思議な感じがする。彼等のブルーバードはどこにいるのだろうか。自由党の時みたいに自民党に擦り寄るなんてこともうするなよー。