ブーフーウーのえんそく

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GWの連休の谷間です。学校ではこういう時期に遠足に行くことがよくありました。昨日も電車で小学生の団体を見かけました。そこで遠足がらみのネタを一つ。

 

ブーフーウー、3匹のこぶた
いちばんうえがブー、ブーブーブーのぶつぶつや
にばんめがフー、フーフーフーのくたびれや
いちばんしたがウー、ウーウーウーのがんばりや
ブーフーウーブーフーウー、3匹のこぶた~ 
漫画ではないけど子供の頃よく見る番組にNHKの「おかあさんといっしょ」がありました。ブーフーウーはその中の人形劇として昭和35年から42年まで毎週月火に放映されていました。進行役の女性がかばんから3匹の人形を取り出し壁にあるねじを巻いてボタンを押すと着ぐるみの人形になって動き出してお話が始まりました。そして3匹が上の主題歌を歌いだすのです。声の出演はブーがドラえもん大山のぶ代さん、フーが初代パーマン三輪勝恵さん、ウーがあの黒柳徹子さんという錚々たるメンバー。3人の芸歴の長さに驚かされます。

 

いろいろなテーマの話があったけど何をやるにもブーが文句ばかりいい、フーが弱音ばかり吐き、それをウーがあきらめずにやりぬく、ときどきおおかみにいじめられるけど3人で知恵を出し合って退散させて物事がうまく運んでめでたしめでたしというパターンがお決まりでした。我が家のレコードラックの片隅に残っていた2枚組みソノシート「ぶーふーうーのえんそく」もそんな内容でした。3匹で山へ遠足に出かけウーが作ったごちそうを皆で食べようとしたところへおおかみがやってきて逃げて隠れたが、おおかみがたらふく食べてギターを弾いて寝てしまった間に持ち物を取り返して帰ってくるというお話。

 

ブーやフーはウーが料理を作るのを手伝いもせず遊んでいるのに食事が出来たら当然のごとく食べていてウーが何も文句をいわないのはブーフーは勝手でウーは大変だなと子供心に思ったものです。でもブーやフーは実は子供の姿そのものでウーはお母さんの姿なのだとずっと後になって気づきました。「お母さんの大変さを分かってあげなさいよ」と諭しているようでした。この時代主にNHKではいろいろな人形劇があってよく見ましたが子供達に社会の教訓をいろいろ教えてくれる内容だったと今にして思います。

 

レコードジャケットをスキャンしましたが大きすぎて下のほうが切れてしまいました。あしからず。