阪急嵐山線

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

嵐山に来る鉄道路線を書いていったのでこちらも出しておきましょう。ただし阪急の嵐山はやや外れていてほかが皆渡月橋の北側に集まっているのに唯一南側に建っている。京都から来るとしてもV字を描くように大回りになり桂で乗り換えなくてはならない。だから京都の人間は嵐山へ行く手段としては阪急は敬遠気味である。しかし阪急嵐山駅は堂々とした駅で当初は5線6面のホームがあり多客期には本線からの直通も計算に入れた構造だった。実際最近まで行楽シーズンには梅田から直通急行もあった。路線も今でこそ単線だが戦前は複線だった。阪急京都線の前身である新京阪鉄道は経営的には苦戦していたが気宇壮大だったようだ。嵐山を阪急(阪神急行電鉄)の宝塚のような大観光地とすることを夢見ていたのかも知れない。今は専ら線内のみの普通が2編成行ったり来たりしている。ケーブルカーのようである。

嵐山線の分かれる桂は以前は京都線の上りと下りの間に割って入るように嵐山線が止まっていた。1~3号線河原町方面、4,5号線嵐山行き、6,7号線梅田方面という配線だった。今は東寄りに京都線双方が揃えられ嵐山線は西端からひっそりと出発する。その昔の桂駅の嵐山線電車と最近の嵐山駅の写真をお見せする。

〃砲鮟佝した710系編成 1976.9.23撮
桂に到着した2300系編成 1976,9,23撮
M鮖嚇?紊靴8300系編成 2002.5.3撮