三岐鉄道西藤原駅1993

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以前にも三岐鉄道を記事にしている。
 
そのとき乗り残した伊勢治田~西藤原までを1993年11月7日に乗った。西藤原駅三重県の鉄道駅の中では最北端に位置し、藤原岳のふもとにある。そもそも三岐鉄道がセメント輸送に重きをおいた鉄道で、三重と岐阜を結ぶつもりで創られたのでいずれは単なる中間駅として存在するはずだった。だから終点と言って何があるわけでなくあえて言えば藤原岳の登山口というほどのところだ。このとき撮った写真もなんとなくうら寂しい雰囲気である。

 

このときには電車はすべて西武鉄道から来た20m車になっていた。西武の旧401系である101系である。現在前面の塗りわけがやや変わり赤の部分が増えた。また現在はいなべ市になっているが当時員弁郡藤原町であったので駅名票にはその当時の地名が描かれている。駅舎はごらんのようなひなびたもの。ところが3年前に駅全体をウィステリア鉄道と称して展示を始めたときに建て替えられてSLを模ったモダンなものになった。構内にも新たな展示物が置かれた。この写真で空いているホームには今は機関車が置かれており左側の駐車場のあたりにミニSLの線路が敷かれた。乗客やファンに楽しんでもらおうとする経営努力が伺える。