葛城ロープウェイ

関西2府4県の鉄道、平坦部の路線はすべて乗ったのだが鋼索線はけっこうあちこち未乗路線がある。今年中にすべて乗りに行きたいなと思っている。今回は奈良県の葛城ロープウェイ、近鉄が運行している。ただ最寄鉄道駅である御所からRWの登山口駅までは3kmほど離れていてバスで連絡している。予定では御所線を降りたらバスがすぐ発車という手はずであった。ところがバス停を見ると

 

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冬季は大幅な減便。乗るはずだった13時25分発も4月まで運休しているではないか。この時期に山に登る人間はあまりいないのか。もしかして上はすごく寒くて雪が積もっているのか?
しかたない、RWまで歩くぞ。


ロープウェイ乗り場

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半分ほど歩いたあたりから山道になる。約45分ほど歩いて葛城山山口駅にやっと到着。あまり人気がない。


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切符を買って乗り場へ。ほどなく到着した。降りてくる客はそこそこ。

 

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車内に入る。自分以外の乗客はなしで貸しきり状態。全面ガラス張りからの景観を欲しいままに見渡すことが出来るのだ。


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高低差561m、ロープ傾斜長1421mを毎秒5mで進み山上まで6分で結ぶ。麓を見下ろすと大和平野が広がり、畝傍・耳成・天香久山の大和3山が一望できる。

 

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葛城山上駅に到着。ここから山頂への道が続き15分ほどで着く。

 

RW1台を独り占めできたのは初めての体験だった。わずかの間ながら贅沢な時を過ごせた気分。
ただし山ツツジ咲く頃は多くの観光客が押し寄せRW乗車に1時間待ちということもあるという。