須磨浦ロープウェイと関連施設

阪神須磨浦公園まで乗車。ここにあるロープウェイに乗る。

 

  須磨浦ロープウェイ

海辺に近い山陽電鉄須磨浦公園駅から海抜246mの鉢伏山上までを結ぶ山陽電鉄運営のロープウェイ。山上には遊園地が広がりカーレーター、リフトを乗り継げばさらに奥まで行ける。
昭和32年9月18日開通
全長464m、速度2.5m/秒、所要時間3分15秒、三線交走式、客車定員30人、客車2両(うみひこ、やまひこ)、運賃片道350円・往復700円

 

須磨浦公園駅
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電鉄線駅を跨ぐようにしてRW駅が設置されている。
この駅は阪神から来る一部特急列車の終点駅ではあるのだが近辺に民家は少なく山陽電鉄線内ではもっとも乗降客数の少ない駅であるという。確かに人気があまりない。

 

ゴンドラ
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現在使用されている車輌は2007年に製造された3代目である。1台ずつ色調を変えてあるがこれは昔この一の谷での源平の戦いに因んで紅白にしたものである。発車間際のやまひこ。15分間隔運行である。

 

対向車との行き違い
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こちらはうみひこ。山陽5000系を思わせる塗色である。

 

鉢伏山上駅
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ここまで来ただけで眼下に瀬戸内海が広がるがまだ山頂部ではない。この駅と隣り合わせにカーレーター乗り場があり乗り換えれば山頂に着く。

 

カーレーター
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昭和41年3月18日開通、全長91m、勾配25度、2人乗り椅子27台
椅子の付いたベルトコンベアといった風情だが日本唯一の乗りものらしい。運転音と振動がかなりのもので乗車中撮影したが大きく手ぶれしてしまった。

 

観光リフト
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昭和34年7月24日開通、全長268m、速度1m/秒、所要時間4分15秒、一人乗り椅子式、8m間隔に68個、吊橋長さ65m、幅5.8m
カーレーターを降りたところが頂上だがそこから少し歩いたところに観光リフトせっつ駅がある。このリフトが渡る谷間が昔攝津国と播磨国との国境だった。したがって対岸の駅名ははりま駅である。はりま駅周辺には遊園地の遊戯施設が設置されている。

 

山上から眺めた明石大橋と淡路島
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帰りのRWから
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帰りもやまひこに乗りうみひこを撮った

 

2009.4.26撮