ポンポン山・後編

ポンポン山の名前の由来は山頂で足踏みするとポンポン音がする場所があるからということだが、試してみたくても大勢の人で賑わっていて聞こえそうもない。景色を眺めながら弁当を食べるしかない。
イメージ 1

12:06
京都市街の風景。京都駅とタワーを探してその他の場所を推定する。

一人では居場所がない。弁当を食べるとすぐに出発。登ってきた道とは反対方向の道をとる。すなわち大阪府高槻市へ向かうのだ。土を盛ったような道が続く。
イメージ 2

12:11
道のところどころに塩が吹き出たような白い塊が見られる。舐めてみたが塩味はしない。地質的には石灰岩質なのだろう。それで地中に空洞ができその部分を踏むと音が聞こえるのではないかと言われている。

少しづつ高度を下げて20分ほどのところにある天狗杉。2本の幹が伸びて注連縄で結ばれている。
イメージ 3

12:35
さらに行くと道が分かれる。一方は「本山寺・神峰山寺3.3km」もう一方はただ「神峰山寺3.3km」と記されている。距離は同じだが本山寺を通るか通らないかである。本山寺経由のほうへ進む。

山頂から50分ほどで本山寺到着。
イメージ 4

12:57
小さな寺だがトイレもあり休憩に好適。入山無料。ここでも紅葉が見られる。

本山寺からは道が舗装され車でも来ることができる。この先ふもとまで道なりに歩く。車はあまり通らない。
イメージ 5

13:16

本山寺から50分くらいでもう一つの寺 神峰山寺(かぶさんじ)の山門に到着。
イメージ 6

13:49
境内も本山寺よりは賑わっている。寺周辺も森林公園として整備されここでも紅葉が楽しめる。門前には茶店もある。

舗装された道はまっすぐ続いていてそのまま行くと高槻市交「原立石」バス停前に至るが、寺から少し歩くと「神峰山口バス停近道」と記された道標があって細い道が伸びている。それを降りていくと4分ほどで原立石のひとつ前の神峰山口バス停に着く。この方が歩く距離が短くてすむ。
イメージ 7

JR高槻駅行きが1時間に3本ほど走っている。14時23分発に乗車、今日の登山を終了し駅へと向かう。