名古屋市地下鉄桜通線延伸部分乗車

名古屋へ行ったもう一つの目的。去る3月27日に開業した桜通線野並~徳重間4.2kmに乗車することであった。名古屋市交通局では2004年に名城線環状化完成以来の路線延長である。緑区に初めて地下鉄が乗り入れることとなった。徳重は緑区の中でも東のほうでもう少し行けば豊明市に入るというところである。

 

桜通線新瑞橋から乗る
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既存区間には一昨年完乗している。桜通線の6000形は運転室が右側なのにはじめて気がついた。
ワンマン運転で島式ホームが他線に比べて多いからだろうか。

 

約15分で徳重到着
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徳重というとかつて名鉄犬山線に同名の駅があった。すでにそちらは「徳重・名古屋芸大」と改称されている。近くに大学が存在することもあろうが、名鉄⇔市交間で相互乗り入れが行われている現在混同を避けるための意味合いが大きいであろう。
この開通区間の各駅ホームでは可動式ホーム柵が設置された。今後桜通線既存区間にも逐次導入の予定らしい。

 

帰りは各駅でちょっとだけ下車
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左上 鳴子北、右上 相生山、左下 神沢、右下 徳重
鳴子北と徳重は階上はバスターミナルになっている。相生山は近くに団地もある大住宅地であるが駅入り口のすぐ横に畑があるようなのどかさも残る。路線は全線地下なので注目する風景もないのだが、前から見てるとほとんどシールド工法で掘られたことがわかる。それも地下20mにも至る深さで通したところもある。今回開通区間の総工費は670億円の見込み(交通局ニュースによる)だそうだ。緑区名古屋市の中でも郊外の様相が強く比較的土地が空いている。東山線の東端部のように地上建設も可能であったと思うがどうだろうか。

 

2011,4,3乗車