甘木鉄道

秋月からの帰りは甘木鉄道を利用することにした。

 

甘木鉄道甘木駅
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西鉄甘木駅のすぐ北側に建っているがこちらのほうが立派である。かつての国鉄の威容を残している。
ここに甘木鉄道の本社も入っている。隣のほとめく館に自転車を返してさあ駅へ。基山まで350円。

 

甘木駅構内
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主力300形の3両並び。300形は7両在籍する。
右は留置中の305、真ん中はたった今到着した304、そして左が発車を待つ307.左に乗る。

 

毛色の違う車両
①構内に留置されている愛称「宝くじ号」の401.
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300形とおおよそ同じだが車体色は甘木ゆかり?の卑弥呼デザインで他に窓周り、室内が違う。

 

②旧国鉄一般気動車色に塗られた303.
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最近塗り替えられたばかりで新車のよう。秋月へ出かける前に立ち寄ったときに停車していた。

 

出発前の307車内
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2人掛けと4人掛け固定クロスとロングシートの組み合わせ。はじめ一番前の眺望を楽しんでいたが雨が強く降ってきた。2人掛けクロスに移る。

 

大板井駅名表
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おお痛い! 転んだ? 叩かれた? 蜂に刺された? つらそうな名前…

 

西鉄小郡駅を見下ろす
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天神方面から甘木に行く乗客に対して西鉄としては自社路線だけで行ってもらいたいがここで甘木鉄道に乗り換えたほうが速く行けるのだろう。両鉄道の駅間は少し離れている。

 

終点基山着
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27~8分ほどで到着。JR鹿児島本線乗り換え。甘木線内でJR連絡券は売っていないので改札を出るなりJR車内で買いなおす必要がある。
甘木鉄道の路線の大部分は福岡県にあるが立野~基山の一駅だけは佐賀県三養基郡基山町に入っている。

 

線路、車両の手入れはよく乗り心地は良かった。甘木出発時は車内も閑散としていたが途中からの乗客が多く基山では大部分の席が埋まっていた。苦戦が続くと言われる地方第3セクター鉄道の一つであるが比較的安定した経営状態をうかがわせた。

 

2011.9.19乗車