水島臨海鉄道2011

1977年に水島臨海鉄道に乗ったときのことを記事にしている。
→ 水島臨海鉄道1977 - awatembowの日記 (hatenadiary.com)
ここで書いてある通り最後の一駅 水島~三菱自工前間が未乗のままであった。
1977年当時この一駅は朝夕の通勤時間帯だけの運行で昼間はなくヨソ者には乗りにくいところだった。
ところが2007年のダイヤ改正で同区間の列車本数が増発され昼間でも乗れるようになった。
されば急ぎ行きて乗らずば… というわけで笠岡を後にして倉敷へと向かった。

 

倉敷市を発車
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現在の主力形式MRT300形 これは水島止まりなので見逃して次の三菱自工前行きを待つ
この車両は車体がラッピングされてひまわり号と呼ばれている。

 

現在の水島
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駅ホームから自工前方向を見る。線路が分岐しているが自工前は右へ曲がるほうの線である。直進するのは貨物専用である港東線である。自工前から戻ってきた上り列車と交換。
それにしても前回訪れたとき川のほとりの小さな駅だったのが高架駅となって同じ場所とは思えない。

 

終点三菱自工前到着
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やっと思いを果たした。着いたのはホーム一本の無人駅。大半の乗客は水島で降りてしまい終点までの乗客は私一人であった。線路はこの先も続いており800m先に水島貨物ターミナルがあり貨物列車はそこから発着している。またその中に現有車両の留置線もある。

 

止まっていた車両群
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今や珍しくなったキハ20が4両も置いてある。旧国鉄色と水臨オリジナル色が2両づつ。

 

逆方向から見た国鉄色キハ20
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国鉄色というが2両並べてあると微妙に色あいが違う。こちら側のほうが旧国鉄色に近いように思う。

 

機関車群
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DE70とDD50が並ぶ。DE70は国鉄・JRのDE11と同型である。DD50は水臨オリジナル車でかつてはマルーン一色だったが、後年わざわざ国鉄DL色に塗り替えられた。

 

倉敷市~水島間に乗るのはこれが二度目だが路線のかなりの部分が高架化されすっかり様変わりしていて初めて乗ったのと変わらない感触であった。

 

2011,10,9撮