丸出だめ夫

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恥ずかしながらテストで0点を取ったことがある。それは中1の理科のテストのことだ。全部で5問あったがこんな具合。1問目、食塩水に浸けた卵の浮力を問う問題。「うわ、しょっぱなから難しい問題! こんなの後回し」2問目、その卵の重さを求める問題。「ありゃ、1問目ができないととけないじゃん、これも後回し」3問目、食塩水の温度を変えたらどうなるかの問題。「ありゃりゃ、これも上ができないとわからないぞ。それじゃ次は?」あとの問題も濃度を変えればどうなるかだの食塩水中でつりあう濃度はいくらかだのすべて関連した問題。手も足も出ない。中1では苦し紛れに何か書いておくなどという悪知恵が回るはずもなく名前を書いただけで白紙答案提出。あえなく0点。採点後の教師いわく「今回は0点が多い」…当たり前だ!フェアじゃねえぞなどと言うこともできなかった小心者の生徒でした。

私その後ショックで理科の授業を受けたくなくなった。今の子なら登校拒否になってたかもしれない。丸出だめ夫ってあれだけ0点ばかり取ってやる気をなくさなかったのだろうか? 私だったら「どうせ0点しか取れないんだから授業を受けてもムダ」なんて捨て鉢になってるだろうな。