2012和歌山紀行 ④井出商店の中華そば

2日目、午前中で仕事が済んで昼飯時。何を食べようかと迷うことなく和歌山ラーメンを。
何を隠そうラーメンを食べるのが和歌山訪問の主目的…、いえ、嘘です仕事先の方(笑)。

 

よく知られているJR和歌山駅から南へ歩いて約5分のところにある井出商店。
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昭和28年屋台での創業以来60年近い歳月を経ている。それほど大きな店でもないが国体道路に面しテントの看板ですぐ分かる。この日は平日で待たずに入れたが、店内は20人ほど入れる程度で週末には長蛇の列になるという。営業時間11:30~23:30 木曜休。

 

中華そば
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1杯600円。とんこつ醤油のスープに細麺の組み合わせ。創業の頃、偶然にも炊き込みすぎてしまったスープにコクがありその味を今に受け継いでいるという。とんこつからゼラチンが溶け出してとろりとした食感がある。上に載るチャーシューも同じくとろりとした歯ごたえで味わい深かった。ナルトも浮いているが、関西で中華にナルトを入れるのは少数派で珍しいなと思った。

 

テーブル上にはゆで卵や寿司などが置いてあり客が好みによって取れるようになっている。早ずしと呼ばれる鯖の押し寿司は中華そばのスープによく合うそうであわせて食べる通客も多い。今回和歌山への足はスルッとKANSAIの3DAYチケットを使ったが、これに付けられている優待券をこの店で出すとゆで卵1個サービスとなる。寿司に合う食べ物ということで中華そばもやはり和食のうちだと思う。

 

2012.4.23 食