岡山臨港鉄道

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国鉄宇野線で岡山から一つ目大元から小さな鉄道が分岐していた。岡山港まで8,1kmを走る未電化鉄道岡山臨港鉄道である。もともと沿線にある車両メーカーの専用引込み線を営業線に転用したものだ。とはいっても国鉄からの貨物輸送が主体で旅客輸送は申し訳程度にこじんまり走っていた。

旅客用には写真のキハ1003ともう一台江若鉄道から来たキハ5001という小型気動車が使われていた。キハ1003は全長が13mほどしかない小さな車両だったが運転席の横にまで座席がついておりファンには最高の眺めが楽しめた。

国鉄の貨物輸送縮小のあおりを受け1984年12月末をもって廃止になった。写真は1977年3月岡山港にて撮影のものである。