こんなの流行りました。

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東京オリンピックのあった1964年に子供たちに流行ったものがありました。

 

    ワッペン

5角形またはU字形のフェルト生地に模様を縫いこんだものだ。どこかの食品会社が懸賞の景品として世に出したのが始まりだったと思う。それがあっという間に広まり応募に必要な菓子が飛ぶように売れて子供たちの蒐集熱が高まった。またワッペンをつけた子供服も人気が出た。ワッペン列車というのがあっていわゆる団体ツアーの貸切列車なのだが、参加者は渡されたワッペンを胸に貼って目印にしていた。糸で縫いつけるものとシール式に貼り付けるものがあったが、縫いつけ式のほうが丈夫だった。

 

私もせっせとお菓子を買って応募して集めた。気に入った図柄のものは「たからものいれ」に入れてしまっておいた。結構集まったように思うが、今残っているのは縫い付け式のこの3点である。40年も経てば色もあせて縒れてくるがなんとか捨てられずに残っていた。東京オリンピック記念に様々なグッズが出されたがこんなものもあったのだ。ご記憶の方おられますか?