特急車だったころの阪急京都線2800系

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

1975年に6300系が登場しその後も増備され、次第に特急用として幅を利かせ始めた。それまでの特急用だった2800系も無料特急としてはハイレベルな車両だったが6300系と比べられては違いは歴然としていた。翌1976年には特急は全て6300系におき変わることになり、2800系の格下げ改造が噂されていた。そこで特急用車両として最後の活躍をする姿を見に行った。あまり見られないかと思っていったが、まだ結構使われていた。東向日~西向日間で構えていたら次々やってきた。ただ両数が余っているのか特急だけでなく急行にも入っていることがあった。特急、急行と立て続けに2800系を撮ることが出来た。急行停車駅で待っていた乗客には3扉車と思っていたら2扉車でまごついただろう。実は帰りに桂から乗った急行がまた2800系で鉄チャンとしては嬉しかった。でもやはり左右にHMをつけた特急の姿が似つかわしい。この翌年には格下げ改造が始まり翌翌年には2扉クロスシートはすべて姿を消した。考えてみると2800系が特急車として君臨していたのは13~4年ほどで、6300系が登場以来30年経った今でも活躍しているのを思えば短い期間であった。でも高速域での定速自動制御の組み込まれた運転機器は大宮~十三をノンストップでぶっ飛ばした往時の特急にはふさわしいものだった。2800系の名誉は永遠に! どれも1976年9月23日撮、①~③は東向日~西向日間、④は桂にて。