阪急6300系特急考

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今年のダイヤ改正阪急京都線の特急が淡路にも止まるようになって以来6300系の特急運用がめっきり減ったように思います。もちろん製造後30年を経ており後継車種の9300系が増備されたことが大きな理由でしょう。そして特急とはいえかつての急行とほとんど同じだけ停まるようになっては2扉は客扱いに不便になったことも事実です。これも時代の流れの中で仕方のないことかもしれません。

 

  けれどきのう聞いた噂話はとても残念なものでした

京都線特急車内で痴漢が多いということ。2人座席に一人で座っている女性のとなりへ座り合わせていたずらをする例が続発しているという。最近サンダーバード内で凶悪な例が報道されたのは記憶に新しいが、これに近い事例もあったという。以前のような長い停車駅間では被害にあっても通報できないと言う問題もあった。人目につかぬよう馴れた手つきの悪質な常習犯もいるらしい。阪急ではラッシュ時に女性専用車の設置で対応してきたがそれだけでは十分な効果がないようだ。停車駅をこまめにしたのは実は被害を増やさないためだとも聞いた。しかし停車駅増加は混雑を増長させ職員の車内巡回もままならなくなった面もあり防犯上どちらがよいともいえない。これが6300系の運行の減った隠れた理由だと言うのである。

 

京阪間の短い距離とはいえゆったりと落ち着いた車内はニーズが高く、以前なら始発駅で特急にたまたま3扉車が来たら次の特急まで待つという乗客も結構いた。いまや他線と同じく3扉が主流となってそのような選択はやりにくくなった。上の話はあくまで噂話として聞いたものです。しかしそのような理由が本当ならきわめて残念なことです。