プロローグ・急行「きたぐに」

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切符 乗車券+G指定急行券
先日の連休に遠出をして、久しぶりに急行「きたぐに」に乗ってきた。前に乗ったのは客車列車だった頃。何年ぶりだろうか。今回の乗車区間は京都~糸魚川。もうすぐ「銀河」がなくなると決まったが、今や夜行急行は風前の灯。「きたぐに」も「能登」もいつまで続くだろうか。そんな思いを抱きながら京都駅0番ホームに立った。
23時59分到着。急行の中でも「きたぐに」は583系電車を使ってA寝台・B寝台・グリーン・普通自由を組んだ豪華編成である。連休前の土曜の列車である。普段は10両編成だがこの日はB寝台2両増結の12両だった。
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G車室内 サロ581-103
混んでいるのではないかと案じてグリーン車を確保しておいた。扉の前にカレチ氏が立っており切符を見せて車内に入る。室内の両端窓各3個分はフリースペースに改造されており座席は中央部24席しかなく見たところ満席だった。まあ取れてよかった。3分停車して日が変わり発車。発車後まもなく車内放送があったがその後は直江津到着まで放送休止と案内があり照明が暗くなった。背ずりを倒してウトウトzzz。

 

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金沢到着で目がさめる。3時10分である。下り「きたぐに」はここで37分間も停車する。金沢停車中の「きたぐに」(HMははめこみ合成です).扉は開いたままなのでホームへ出て見る。
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金沢駅構内の列車案内板
寝台の車両は窓にカーテンがかけられており内部の様子は窺い知れない。普通自由席車は窓越しに中が見えた。どの車両もワンボックスを1人か2人で占有している。皆足を伸ばして座っている。自由席でも座ることはできたようだ。でも連休時にこの乗車率ではやはり行く先が案じられる。
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きたぐに」停車のとなりのホームには翌朝始発に使用されるであろう485系雷鳥編成が留置されていた。そこへまた485系の回送が入って来た。ボンネット型のクハがついていた。まだあったのか。並んだところを撮影。

 

金沢発車後は高岡・富山・滑川・魚津・黒部・入善・泊とこまめに停車。この辺からは初発列車として乗り込んでくる乗客もチラホラいる(普通車だけだが)。まだ暗い。泊も過ぎてからまた眠気を催してきたがカレチ氏が周ってきて糸魚川降車の乗客に声をかけて行く。私にも声がかけられた。5時28分糸魚川着。降車客は6,7人いた。それぞれ登山やスキーの装備をしている。私だけはそれらの客よりは身軽ないでたちでちょっと浮いていた。私の目的は? 次に続く。

 

いずれも2008.1.13撮