伏見稲荷大社へ初詣

三が日は家でごろごろしてお参りに出る機会を逃してしまった。昨日仕事始めとなったが今日の仕事は午前中で終わり、昼から空いていたので遅まきながら初詣に出かけることにした。行く先は伏見に住んでいながらなかなか足の向くことのない伏見稲荷大社。まだ昭和のころに参って以来四半世紀ぶりくらいだろうか。我が家の家業が繁盛しないわけである。JR奈良線に乗っていった。

 

稲荷駅
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駅を出るとまん前に中央参道の鳥居が建っている。

 

本殿
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毎年約250万人が参拝するという。三が日の人出は大変なものだが今日もよく賑わっている。今日5日は大山祭といって神職の人が山を巡拝する行事がある。あとで山の上でその行列に出会った。

 

せっかく久々にお稲荷さんまで来たのだから本殿だけで帰るのはもったいない。お山めぐりをして行こう

 

千本鳥居
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本殿の横手から上がっていくと奥社から山頂の上社まで続く参道が始まる。
奉納された無数の鳥居が並ぶ。千本ではきかないと思う。誰か数えてみて。

 

三つ辻
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下からの別ルートとの合流点で茶店が並ぶ。
山にはサルが出没するらしい。この先いたるところにこの注意書きが張られていた。

 

四つ辻
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三つ辻からは少し急な道になる。登りきると四つ辻である。この先いくつかの社と山頂を巡って周回してくる道の基点になる。また東福寺方面からの道と合流する地点でもあり四方へ道が出ている。
ここには茶店や休憩所があり京都の町並みが見渡せる。

 

きつねさん
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お稲荷さんの使いが祀られている。山から降りてきた姿だろうか。シャチホコみたい。

 

山頂
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ゆっくり歩いて1時間10分ほどで山頂に着く。標高は233mである。ここには一の峯と呼ばれる上社がある。山の上にこのような石造が建ててあるのに信仰の力というものの強さを感じさせられる。
ただここでは残念ながら展望はきかない。

 

荒神
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帰りは四つ辻から東福寺へ出る道を選んだ。四辻から石段を登り小さなお社を越えたところに四辻よりさら眺めがすばらしい場所がある。山頂で見えなかった後だけにこの光景にはしばし足の動きが止まる。阪神高速京都線の高架が目を引く。このあと静かな道をたどり東福寺へ出てJR奈良線で帰った。

 

2012.1.5 参拝