東海自然歩道・音羽山から石山へ

音羽山がすでに京都滋賀府県境なのだが、この先歩くのはほとんど滋賀県になるので書庫を変える。

 

分かれ道
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12:31  山頂から南へ向かう道をとる。やがて分かれ道が相次いで現れる。まず左側に下がっていく道がある。これは膳所本町に向かう道。
そしてすぐ二手に分岐。右へ行くと9月に訪れた牛尾観音へ向かう。左の道をとる。

 

パノラマ台
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12:49  下り道の途中でパノラマ台と呼ばれる少し視界の開ける場所がありベンチもある。少しオーバーな命名と思うが。ここで昼食とする。
ここでは湖東の方向が見渡せる。左端はるか彼方に白い山が見えるが方向から言って伊吹山かと思われる。

 

また分かれ道がある。
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13:05  ここで直進すると千頭山という山へ向かってしまい石山まで道は続いているが大回りになる。左へ折れる道が出ており道標も立っている。写真左の木の段を降りていくのが通常ルート、うっかりすると間違えそうだ。

 

西山路傍休憩地
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13:42  「東海自然歩道ちかみち」という表示に出くわしそちらへ進むとすぐにトイレのある休憩所に着く。
ここでまた休憩。

 

ここからしばらく道がやや広くなり4駆車なら入れそうな状態になるがやがてまた分かれ道があって人車別々となる。再び山道だがせせらぎ沿いとなる。

 

せせらぎとお別れ
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13:58  鉄フェンスの左側へ道が続く。ここを下っていくと、

 

ため池
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14:00  水面に映る紅葉が美しい。歩いてきた音羽山が遠方に見える。ため池があるということは人里が近い。

 

人里へ出た
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14:08  池沿いの道はメルヘンチックだがそれを過ぎると人家が見えてくる。ここからは車も通れる道路だ。

 

幻住庵
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14:39 20分ほど歩いたところに近津尾神社という神社があり境内の一角に「幻住庵」がある。俳人松尾芭蕉は1690(元禄3年)の数ヶ月間大津に滞在し「幻住庵記」を記している。当時の庵は現存していないが大津市の記念事業としてこの地に再建された。
立ち入りは自由で一休みした。俳句の投稿箱が置いてある。では一句

    里山をとりどりに染め秋暮れぬ

  オソマ
この入り口の前に京阪バスのバス停がありJR石山駅方面行が1時間2本程度出ているので利用すると良い。
私はここからさらに15分ほど歩いて京阪石山寺へ出た。

 

2012.11.25撮