16番 プラキットの適合化改造 アリイ485系電車

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アリイから485系と銘打ってクハ481のキットが出ていたときがあった。クハだけで他の形式はなくそれにマブチモーターをギヤ伝導させ乾電池で単行で付属のプラ製レールの上を走らせるものであった。まあおもちゃレベルだったがこれをなんとか編成にしてHO線路上に走らせてみたいと思っていた。製品の車体色はJR化間もないころに走っていた白山、白鳥、スーパー雷鳥、かがやきの4種があったがいずれも真っ白な車体にデカールを窓周りに貼り付けるというよほど熟練していないときれいに仕上げられないしろもので、一体どのくらいの年代層を対象に売っていたのかよくわからなかった。デカールを貼る気にはとてもならなかったので、当時山陰線や福知山線に走っていた183系700番台に似せて田宮やグンゼ製塗料の中から近いと思った色を選んで塗った。前面中央下部の細い白線5本を入れるのが一番苦労したと印象に残っている(笑)。セットに入っていた足回りは使いものにならず台車は鉄道模型用に交換、前照灯・尾灯点灯化、HMは縮小コピーできのさき号のものを作って貼った。
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2両のセットを買い頭は揃ったが中間車がない。おりしもたまたま立ち寄った奈良市内の模型店で半端ものとして格安で売っていた小高サハ157のキット2両分を入手し車体断面をクハに合わせて中間に組み込み4両編成にすることにした。中間車のうちの一両を電動車にしてパワトラを入れクハはどちらも付随車となった。