近江鉄道多賀支線

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

新幹線に乗っていると米原に着く少し前にちらりと近江鉄道高宮駅が見え、そこからこちらに向かって
線路が延びてきてアンダークロスしている。それが多賀支線で途中駅はなく一駅で終点である。新幹線から見るたび気になり一度乗ってみたいと思っていたが、まるで機会がなかった。1992年の9月まだ暑さの残る中乗りに行った。彦根でJRから乗り換えて2駅で高宮である。ホームから新幹線の線路も見える。新幹線から見るときよりも近く思えた。三角状のホームの一辺が多賀支線の乗り場になっており、かつて行った国鉄武蔵白石駅に似ているなと思った。多賀行きはもう停まっていた。岳南から来たモハ101である。ワンマン化されていた。発車! 駅を出てすぐ新幹線をくぐりその後も大きく加速もせず数分で終点多賀着。小さな終着駅だが線路の両側にホームがあるのは正月など乗降客が多いからかもしれない。その日は閑散としていたがそこから神社に向かう参道が始まっている。これがけっこう遠い! 色々な店が並んでいるのを見て退屈しないが。参拝を済ませ帰りは名神高速バスで帰ろうとしてSA内にあるバスストップまで歩くことにしたら、駅までの比ではなくとんでもなく遠くだった。秋とはいえ炎天下でのどがカラカラになった。今は駅名は多賀大社前になっているが「前」と付いているのを実感できる。

´高宮にて。雑草の中の貨車の廃車体が物悲しい。

1992.9.23撮