比良登山・権現山から蓬莱山へ・その1

滋賀県の比良山系は琵琶湖西岸に沿って南北に連なっているがその中の南端の部分を歩いて来た。

 

山の東(湖岸)側はとても急峻で素人が登るのは難しいが西側からは日曜ハイカーでも比較的簡単に登れる。つまり国道367号線通称途中越え沿いからのアプローチとなる。登山口近くまではバス便があるのでそれを利用する。

 

堅田駅9時43分発途中行き江若バス
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登山口最寄の停留所まで行く便が堅田駅と京阪出町柳駅からそれぞれあるがどちらも朝早いので利用しにくい。この便なら家を8時40分頃に出れば間に合うのでこれにした。ただしこの便だと文字通り途中までしか行けず終点から登山口まで国道を3kmほど歩かねばならない。しかし他に便がないので仕方ない。

 

途中終点
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堅田から西へ向かって約20分、国道367号線と出会う地点が途中。合流点の手前この場所で降ろされた。停留所の表示など何もない。さあここからが徒歩である。国道で道は良いがヘアピンカーブが続き急である。傍を車がビュンビュン飛ばしていくので怖い。もちろん他に歩く人などなし。

 

登山口にたどり着く
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途中から40分も歩いただろうか。これだけでもかなり歩いたのにここからが正念場。さらに急な山道となる。

 

こんな山道
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杉木立の暗い中人が通るのもやっとな道、木に貼られた赤いテープを頼りに歩く。迷うことはないが15分も登ると心臓バクバクになる。比較的簡単に登れると書いたがそれでもこんなのです。

 

アラキ峠
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登山口から30分ほど登ると小さな平坦な場所に出る。ここがアラキ峠と呼ばれる休憩ポイント。峠といってもこの先も同じような上り坂がさらに続く。どこが峠なんだよ!

 

権現山まで後一息
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アラキ峠から20分ほどで杉木立から広葉樹林へと樹相が変わる。日があたりやすい場所に来たということで視界が広がってくる。南を見ると幾重にも重なった連山の一番奥に比叡山が見えた。

 

権現山山頂
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さらに5分、道標が見えてきたと思ったらそこが山頂で広場になっている。標高996m。ここからは道も緩やかになってくるし見通しもよくなる。

 

その先へ
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まだ正午になっていないし昼食はもう少し先で食べよう。先はまだ長い。この写真の右手の山がホッケ山で左手奥のほうに見える建物の建っている山が蓬莱山。まずはホッケ山を越えその先の小女郎峠を越えてあの蓬莱山まで行くのだ。

 

2009.10.25登山

 

つづく